そこにあった希望

□シナリオ概要
久代市で起こった一つの事件
現れた混沌は久代に古より眠る何かを掘り起こし奪い去った

それはあらゆるモノから霊力を引き剥がし奪い上げ
周囲の災厄をまき散らした
一方で人にカミガカリにしてしまう程の力を与えた

その力を持った者は何を願い、何を求めるか

武装伝奇RPG『神我狩』 『そこにあった希望』


ハンドアウト
・PC1
あなたはこの世界にカミガカリやアラミタマ、モノノケが居ることを知らない一般人。だった
友人達と久代貯水池へと遊びに行った時の事、藪の奥で少女と光の欠片を幾つか持った異形の者が対峙しているのを見た
・・・のだが意識を失ったらしく気が付くと二人はおらず辺りの風景は一変していた
そしてあなたの手には一つの光の欠片があり、それは明滅と共に確かな形を取り始めた

・PC2
あなたは退魔師協会に所属する、周囲から信頼される腕利きの退魔師だ
久代市を拠点とし続けるモノノケ討伐も少し落ち着いていたある日、久代の山からハッキリと分かる程の膨大な霊力の消耗を知覚した
直後、総代から現場調査を頼まれ、あなたが見たものは異様な光景と倒れ衰弱したPC1の姿だった

・PC3
あなたは魔術連盟が誇る大図書館にて知を深める魔術師だ
同僚と共に未整理の蔵書を分類を行っていたのだが、そこに一巻、この図書館に似つかわしくない極東の文字で書かれたスクロールが転がっていた
その出自に関しては図書館長も含め誰も知らず、それはあなたの好奇心を刺激するのに十分なものであった
館長の依頼もあり、図書に書かれていた久代の地へとあなたは向かった


□補足
・PC1
少女=コノハナサクヤ基本P32

光の欠片はあなたの持つ物に宿ります、何に宿るかはプレイヤーが指定して下さい
データの無い物の場合でも構いません

・PC2
大量の霊力の消耗は誰かが強力なタレントの使用や大規模な儀式を行ったかのようだ