キャンペーン"Ark" 第一話 『天岩戸』

□アクトトレーラー
これから先は茨の道
いくら屍を積み重ねても、その棘が埋まる事は無い

裏社会に名を馳せたヤツも、棘を埋める路にすら成れなかった
そんな所に次は自分が逝く。此処は少々退屈過ぎた

死んだら死んだでいいだろう、終わりはするのだから
でも。もし、生き延びて帰ってきたときに自分の中を満たす物は何なのだろうか

わからない事を考えても仕方は無いか

トーキョーN◎VA The Detonation キャンペーン"Ark"
『天岩戸』

どんな想いも、強けりゃ運命の扉をも押し流す


ハンドアウト
・PC1 アラシ
コネ:任意 推奨スート:任意
あなたは並ぶ者の無い凄腕のウォーカー乗りだ。地位も名誉も金も欲しかった物は全て手に入れた。しかし、今自分の中を満たすのは空虚。ヒヨッコだった頃に感じた死と隣り合わせの緊張感は薄れ、ただただ眼前の敵を壊す作業となった。
退屈だ・・・目的も意欲も失いかけてきたときにプラチナムを積んで依頼を持ち込んできたヤツがいた。
(そいつが居たか! コイツは天使かナニかか?)
その日からストリートの警句が頭から離れなくなった。

・PC2 真教浄化派
コネ:任意 推奨スート:任意
あなたは日本に対し他の奴らとは比べ物にならないほどの恨みを持つ者だ。しかし、それをただひたすらに押し隠し時を待った。
金は揃った、立ち向かえる人材も揃えた。後は行動と運のみ。同胞達は盛大に送り出してくれたが、心の中でせせら笑っていただろう。何も出来ず虫けらのように殺される、と。
見ていろ、天岩戸をこじ開けて復讐を果たしてやる。

・PC3以降
コネ:任意 推奨スート:任意
あなたは、目の前に積まれたプラチナムを受け取ってしまった。それはすなわち死ぬ事を意味していると気付いていながら。
死にたがりなのか? 腕試しなのか? それとも本当の無知なのか?
死ぬとわかっていても金が必要だったのか、目の前のクライアントの話に同感したのかはわからない。
ただ、あなたが「もしかしたら」を思わせるような、その道のエキスパートには間違いない。


□補足事項
・アクトの流れ
見ての通り対日本シナリオである。よろしく無い人の集まりである。チームである。
依頼人はPC2であり、協力者も居ません。NPCが何かしてくれる、という事が一切ありません。
動機とモチベ維持は大切です。何らかの『欲』に従って進むといいんじゃないんですかね。
最初から最後までキャスト全員が纏まってチームとして動きます、普段とは違うので気をつけよう。

・共通
コネの取得は任意。こんな日本(軍)人に会ってみたい! なんていうのを指定してみるといいかも。

・PC1
生きる目的を失ったエンシェントみたいなヤツです。
『日本軍には、手を出すな』ーーストリート馴染みの警句

・PC2
理由は何でもいいです。皆のリーダーになります。
プレアクト時にキャストの人数分のプラチナムを支給します。これで皆さんに依頼して下さい。

・PC3以降
お好きにどうぞ。